今日からできるニオイリセット術
こんな経験はありませんか?
- 「朝起きた瞬間、枕からモワッとした脂っぽいニオイがした…」
- 「家族に『お父さんの枕、洗っても臭いよ』と言われてショックだった」
枕と寝具は、家の中でももっともニオイが溜まりやすい場所です。
毎晩、頭皮から出る汗と皮脂を直接受け止め続けるにも関わらず、洗濯頻度は「なんとなく」で済ませてしまいがち。
その結果、「オヤジ臭い枕」が出来上がってしまいます。
この記事では、40〜60代男性と、そのパートナーに向けて、枕と寝具が臭くなる原因から、今日からできるニオイリセット術までを徹底的に解説します。
単なる「ファブリーズしておけばOK」といった表面的な話ではなく、
- 科学的にわかっている加齢臭・ミドル脂臭のしくみ
- 枕カバー・シーツ・枕本体それぞれの正しいケア方法
- カラダ側(ボディケア・入浴習慣)からの根本対策
- 忙しい人向けの時短テクとアイテム活用術
まで、この記事1本で完結する内容を目指しました。
なお、ここで紹介する内容はあくまで生活習慣・ニオイケアの話であり、病気の診断・治療を行うものではありません。体調不良や異常なニオイが続く場合は、必ず医師・歯科医師などの専門家に相談してください。
枕と寝具が「オヤジ臭い」原因は?
皮脂と汗が毎晩少しずつ蓄積していく

人は寝ている間に、コップ1杯分ほどの汗をかくと言われています。特に頭と首まわりは汗腺・皮脂腺が多く、顔のTゾーンの2倍以上の皮脂腺があるとも言われるほど。
その汗と皮脂が毎晩、枕と枕カバーに染み込み、少しずつ蓄積していきます。
最初のうちは目に見えませんが、時間が経つと枕カバーの中央部分やパジャマの襟元に黄ばみとして現れます。
これはいわば、「ミルフィーユ状に折り重なった皮脂汚れ」。
表面だけを洗濯しても、奥に残った皮脂がまたニオイの元として復活してしまいます。
加齢臭・ミドル脂臭が枕に残りやすい理由

枕のニオイに大きく関わると言われているのが、加齢臭とミドル脂臭です。
- ミドル脂臭:30〜40代から増えやすいと言われる体臭。原因物質は「ジアセチル」とされ、使い古した油のようなニオイが特徴。後頭部〜首筋から発生しやすいため、ちょうど枕がダイレクトに受け止める位置です。
- 加齢臭:50代以降から目立ちやすいとされる体臭。原因物質は「ノネナール」とされ、古本や枯れ草のようなニオイと表現されることもあります。
これらのニオイの元となる物質は、いずれも脂質が酸化・分解して生じる成分と考えられています。
脂は水に溶けにくく粘着性が高いため、一度枕カバーや枕本体に染み込むと、通常の洗濯だけではなかなか落ちません。
洗ってもニオイが残る「蓄積臭」という問題

「洗った直後は柔軟剤のいい香りがするのに、乾いたらまたオヤジ臭に戻る…」これは蓄積臭(ニオイ戻り)と呼ばれる状態です。
繊維の奥に残った酸化皮脂やニオイ菌が、湿気や体温によって再び活性化し、乾燥しているときでもニオイ物質を揮発させてしまうのです。
この段階まで来ると、「洗濯機に入れるだけ」では根本的な解決にならず、つけ置き洗い・お湯・酸素系漂白剤などを組み合わせた本格的なケアが必要になります。
ここがポイント
枕が臭くなるのは「年齢のせい」だけでなく、毎晩の汗と皮脂の蓄積が原因。
通常の洗濯だけでは落ちない蓄積臭には、つけ置き+酸素系漂白剤などの「一段階深いケア」が必要です。
まずは現状チェック!枕まわりのニオイセルフ診断
枕カバー・タオル・パジャマの黄ばみチェック

まずは、今使っている寝具を冷静に観察してみましょう。
- 枕カバーの中央部分が、うっすら黄ばんでいる
- パジャマ・Tシャツの襟元(首の後ろ)が黄ばんでいる
- 枕カバーを洗っても、完全な「真っ白」には戻らない
- シーツの頭側だけ、色が濃くなってきた気がする
これらの黄ばみはすべて、酸化した皮脂汚れのサインです。黄ばみ=ニオイそのものではありませんが、「ニオイの予備軍」と考えて、早めにリセットしておきたいところです。
朝起きたときの枕のニオイを確認するポイント

自分のニオイには慣れてしまうため、正確にチェックするには少しコツがいります。
- 起きた直後に一度寝室を出て、別の部屋で数分過ごしてから戻る
- 戻ってきた瞬間の「部屋全体のニオイ」を静かに確認する
- 枕カバーを外し、枕本体のニオイもかいでみる
- 家族がいれば、枕のニオイを正直に聞いてみる
枕本体までニオイが染み込んでいる場合、カバーだけ洗ってもすぐにニオイ戻りが起きます。
この後説明するように、枕本体を丸洗いするか、思い切って買い替えることも視野に入れて対策していきましょう。
▼おすすめ商品一覧▼
洗濯頻度・入浴タイミングを見直すチェックリスト
続いて、生活習慣側のチェックです。当てはまる項目が多いほど、枕が臭くなりやすいライフスタイルと言えます。

- 枕カバーを週1回以下しか洗っていない
- シーツは月1回洗えばいい方だ
- 夜はシャワーを浴びず、朝シャンだけで済ませる日が多い
- 髪を完全に乾かさず、半乾きのまま寝てしまうことがある
- 夜遅くまで仕事やスマホで、睡眠時間が短い
3つ以上当てはまる場合は、枕と寝具のニオイリセットに加えて、生活習慣そのものの見直しも同時に進めていくのがおすすめです。
【洗濯編】枕カバーとシーツの正しい洗い方
洗濯前の「つけ置き」で皮脂汚れをゆるめる

頑固な枕のニオイ対策で最も重要なのが、「お湯+つけ置き」です。
皮脂汚れは40〜50℃程度の温度でゆるみやすく、水だけの洗濯ではどうしても落ちづらくなります。
おすすめの手順は、次のとおりです。
- 洗面器やバケツに40〜50℃のお湯を張る(触って少し熱い程度)
- 普段使っている洗濯洗剤をやや濃いめに溶かす
- 枕カバー・シーツを浸し、30分〜1時間ほど放置する
- そのまま洗濯機に移し、通常コースで洗う
このひと手間だけでも、「いつもの洗濯」→「本気のニオイ対策」へとレベルアップできます。
ワイドハイターなど酸素系漂白剤の上手な使い方

「つけ置きしてもまだニオイが気になる」
そんなときは、酸素系漂白剤の力を借りましょう。
特に、粉末タイプはニオイの元となる酸化皮脂に強く働きかけてくれます。
酸素系漂白剤を使うときのポイント
- 粉末タイプ(例:花王 ワイドハイター PRO 強力分解パウダー)は、40〜50℃のお湯で発泡し、黄ばみとニオイを分解しやすい
- 普段使いには液体タイプ(ワイドハイター EXパワー)を洗濯機に少量プラスし、ニオイの蓄積を防ぐ
- 色柄物でも使えるが、心配な場合は目立たない場所で試してから本格使用すると安心
- 塩素系漂白剤(ハイター)と混ぜない・同時に使わないこと
「洗っても濡れると臭う」「部屋干しするとまたニオイが戻る」といったケースでは、ワイドハイター PROのような粉末酸素系漂白剤を使ったつけ置きが心強い味方になります。
▼蓄積した「オヤジ臭」を分解するならコレ[アフィリエイトリンク:ワイドハイター PRO 強力分解パウダー] ※液体よりも強力な「粉末」タイプです。40℃のお湯でつけ置きしてください。 「つけ置きは面倒だから、毎日の洗濯で予防したい」という場合は、液体のEXパワーやジェルボールを活用しましょう。
部屋干しでもニオイを残さない干し方のコツ

せっかくしっかり洗っても、乾燥に時間がかかると雑菌が増えやすく、またニオイの原因になります。
特に部屋干しが多い人は、以下のポイントを意識しましょう。
- 洗濯物同士の間隔を空け、風の通り道を作る
- 扇風機やサーキュレーターの風を直接当てる
- エアコンの除湿・ドライ機能や浴室乾燥を積極的に使う
- 乾燥機が使える素材なら、短時間でも乾燥機にかける(熱による雑菌対策)
洗濯から5時間以内に完全乾燥できると、ニオイの発生をかなり抑えられます。
【枕本体編】素材別のケア方法とNG行動
洗える枕・洗えない枕の見分け方

枕本体のケアでまず確認したいのが、「洗える枕かどうか」です。
判断の基準はシンプルで、洗濯表示タグを見ればOKです。
一般的な目安としては、
- 洗える可能性が高い素材:ポリエステルわた、パイプ素材、ビーズ素材の一部
- 家庭での水洗いが難しい素材:低反発ウレタン、そば殻、羽毛 など
表示タグに「手洗い可」「洗濯機可」のマークがあれば、洗濯ネットに入れてやさしく洗えばOKです。
一方、「水洗い不可」「ドライクリーニングのみ」となっている枕は、無理に洗わず、カバーやタオルでガードする方向で考えましょう。
洗えない枕は風通しとカバー二重使いでガード
洗えない枕でも、できる対策はあります。
- 晴れた日に陰干しし、風通しの良い場所でしっかり乾燥させる
- 枕カバーの下にフェイスタオルを1枚巻く(タオルだけ毎日交換すると清潔)
- 厚手のバスタオルを枕カバー代わりにし、汚れたらこまめに洗濯する
「枕本体は簡単に洗えない」という前提で、枕に皮脂や汗を届かせない工夫をしていくイメージです。
通気性抜群!洗濯機で丸洗いできるおすすめ枕
▼西川 (Nishikawa) 医師がすすめる健康枕▼

▼ニトリ 洗えるホテルスタイル枕▼

買い替えの目安と「枕を育てない」ための習慣
どれだけ丁寧にケアしても、枕には衛生面での寿命があります。
ニオイがどうしても取れない、へたりが気になる、という場合は、1〜3年程度を目安に買い替えを検討しても良いでしょう。
特に、ニオイ対策を重視するなら、
- 通気性が良いこと
- 丸洗いできること
を重視した枕選びがおすすめです。
ニオイ対策で選びたい枕の条件
- パイプやポリエステルわたなど、通気性の高い中材を使っている
- 洗濯機で丸洗いOK、または手洗い可能
- 乾きやすく、日常的にお手入れしやすい構造
例えば、西川「医師がすすめる健康枕」のようなパイプ素材の枕は、通気性が良く丸洗いもできるため、枕のニオイに悩んでいる人の乗り換え先候補として有力です。
また、ニトリの洗えるホテルスタイル枕のように、コスパが良く、汚れたら買い替えやすい枕を「消耗品」と割り切って使うのもひとつの選択肢です。
ニオイを根本から減らす「カラダ側」のケア
ルシード・デオコなどボディウォッシュの活用ポイント
枕のニオイを本気で減らしたいなら、枕だけでなく「カラダ側」の対策も欠かせません。
特に、加齢臭・ミドル脂臭が気になる場合は、普通のボディソープよりもニオイケアに特化した薬用ボディウォッシュを選ぶと、ケアの精度が上がります。
| 項目 | ルシード薬用デオドラントボディウォッシュ | デオコ薬用ボディクレンズ | ワイドハイターEXパワー | BARTH中性重炭酸入浴剤 |
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
| 対策カテゴリー | 【洗う】皮脂除去 | 【洗う】吸着・補給 | 【衣類】分解消臭 | 【入浴】体内ケア |
| 最大の特徴・強み | 40代特有の皮脂とニオイ汚れをすっきり洗い流す無香料タイプ | 泥×ホワイトクレイで皮脂を吸着しつつ、若々しい香りを補う | 洗濯だけでは落ちない衣類のニオイを酸素パワーで分解 | 重炭酸湯でじっくり温まり、発汗を促して老廃物の排出をサポート |
| こんな人におすすめ | 枕や体の「油っぽいニオイ」が気になる40〜60代男性 | 加齢臭を目立たせたくない&いい香りでエチケットケアしたい人 | 枕カバーやシャツから洗っても取れないニオイがする人 | シャワー派から湯船習慣に変えて、疲れとニオイをまとめてケアしたい人 |
| URL | ⇒楽天市場はこちら ⇒アマゾンはこちら | ⇒楽天市場はこちら ⇒アマゾンはこちら | ⇒楽天市場はこちら ⇒アマゾンはこちら | ⇒楽天市場はこちら ⇒アマゾンはこちら |
ボディウォッシュを使うときは、「どこを重点的に洗うか」も重要です。

枕のニオイ対策で特に洗いたい部位
耳の裏~首筋:加齢臭(ノネナール)やミドル脂臭(ジアセチル)が最も発生しやすい「ホットスポット」です。枕の真ん中よりも、手前の盛り上がっている部分に強烈なニオイ成分が付着します。
中央のくぼみ:後頭部の汗と皮脂が溜まり、湿気がこもりやすい場所です。
泡立てたボディウォッシュを気になる部位にのせ、指の腹でやさしくマッサージするように洗い、1分ほど置いてから流すと、汚れが落ちやすくなります。
入浴+BARTH入浴剤で汗と老廃物を流す

シャワーだけで済ませがちな人は、週に数回でも良いので、湯船に浸かる習慣をつけてみてください。
お湯に浸かることで体が温まり、毛穴が開き、汗と一緒に汚れが排出されやすくなります。
中性重炭酸入浴剤のBARTHのようなアイテムは、ぬるめのお湯でもじっくり体を温めやすく、リラックスしながら汗をかきたい人に向いています。
ニオイが「体の中にこもっている感じ」がする人は、こうした入浴習慣を取り入れると、翌朝の体の軽さや汗のベタつき具合が変わってくるはずです。
寝る前ルーティンでニオイを翌日に持ち越さない

最後に、寝る前のちょっとした習慣で、枕のニオイを減らすコツをまとめます。
- 髪と頭皮をしっかり乾かしてから寝る(生乾きはニオイ菌の温床)
- 寝る30分前にはスマホを置き、湯冷めしないうちに布団に入る
- 寝る直前にコップ1杯の水を飲み、汗の濃度を薄める
- 枕カバーの上にフェイスタオルを敷き、タオルは毎日交換する
これだけでも、枕に残る汗と皮脂の量はかなり変わります。
ケース別:こんなときどうする?枕ニオイQ&A
- Q. 何度洗ってもニオイが取れないときの最終手段は?
- A. 綿100%の枕カバーであれば、お湯+酸素系漂白剤でのつけ置きを試したうえで、どうしてもダメなら買い替えも選択肢です。枕本体までニオイが染み込んでいる場合は、無理に使い続けるよりも、通気性が良く丸洗いできる枕への乗り換えを検討した方が、結果的にストレスが減ります。
- Q. 家族から「枕が臭い」と指摘されたとき、まず見直すべき3つのことは?
- A. 感情的にならず、「教えてくれてありがとう」と受け止めるところからスタートです。実際の対策としては、
① 枕カバー(またはタオル)を毎日替える
② 夜に湯船に浸かり、後頭部〜首回りをしっかり洗う
③ ニオイケアに特化したボディウォッシュに切り替える
の3つをセットで行うと、数日〜数週間で変化を感じやすくなります。
- Q. 忙しくて洗濯頻度を増やせない場合の“時短ワザ”は?
- A. 枕カバーの上にフェイスタオルを巻き、タオルだけ毎日洗う方法がおすすめです。枕カバーそのものは週1回の洗濯でも、タオルを替えるだけで清潔感は大きく変わります。
さらに、リセッシュ除菌EX デオドラントパワーのような衣類用消臭スプレーを寝る1時間前に軽く吹きかけておくと、汗臭の発生をある程度抑えられます。ただし、これはあくまで「応急処置」であり、根本的には洗濯と入浴習慣の見直しが重要です。
まとめ:枕のニオイ対策は「洗う+入浴+習慣」の3本柱
枕と寝具の「オヤジ臭さ」は、年齢そのものというより、汗と皮脂の蓄積と、ちょっとした習慣の積み重ねによって生まれます。
この記事のポイントおさらい
- 枕が臭くなるのは、毎晩の汗と皮脂がミルフィーユ状に蓄積
- ニオイ戻りを防ぐには、お湯+つけ置き+酸素系漂白剤で一度リセットすることが大切
- 枕本体は、通気性が良く丸洗いできるタイプに乗り換えるとケアがラクになる
- ルシード・デオコなどのボディウォッシュと、BARTHなどの入浴剤でカラダ側のニオイもケアする
- 毎晩のタオル交換・髪を乾かしてから寝るなどの小さな習慣が、将来の枕のニオイを大きく変える
枕のニオイは、「もうオヤジだから仕方ない」と諦める必要はありません。
今日からできる小さな工夫を積み重ねれば、数日〜数週間で、「あれ? 前よりニオわないかも」と感じられるはずです。
まずは、今夜から枕カバーの上にタオルを敷くところからでもOK。
できそうなことから一つずつ試して、自分も家族も気持ちよく眠れる寝室を作っていきましょう。
▼おすすめ商品一覧▼
▼関連記事▼

総合病院に20年以上勤務する現役看護師。救急外来(ER)をはじめ、さまざまな診療科や年齢層の患者様と日々向き合ってきました。急な体調不良だけでなく、生活習慣やメンタル、加齢にともなう不調など、「ちょっと人には相談しづらい悩み」に触れる機会も多くあります。オジLABOでは、そうした経験にもとづき、記事内容に医学的・看護的な観点から大きな誤りがないか、読者にとって偏った情報になっていないかを確認する立場として監修を行っています。記事の執筆自体はオジLABO編集部が担当し、監修看護師が内容をチェックすることで、中高年男性の読者が安心して読める情報提供を目指しています。

